消費者金融のキャッシングは恐い?ヤミ金とは違うの?

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消費者金融のキャッシングは恐い?ヤミ金とは違うの?
消費者金融と聞いて、違法な業者を想像する方もいるでしょう。「法外な利息を請求されはしないか」「個人情報を悪用されないか」など、不安要素はつきません。お金がどんなに必要な状況でも、二の足を踏んでしまうのは当然です。


消費者金融とは?ヤミ金とはちがうの?

そんな方にまず知ってほしいのは、消費者金融と違法金融はちがうということ。真っ当な会社であれば、日本貸金業協会に加盟しています。

この協会は、内閣総理大臣の認可を受けて設立されたもの。利用者が安心して借り入れできる体制を整えるべく、業者指導と人材育成を担っています。

よく名前を聞くような大手なら、ほとんどがこの団体に加盟済。貸金業法を守って、クリーンな運営をしています。法律に則った経営をしていれば、過剰に高い金利を課したり違法な取り立てをしたりすることはありません。


消費者金融キャッシングの金利のルール

ここで、過剰に高い金利と言っても、具体的にどのくらいなら合法かを見てみましょう。根拠になる法律は、貸金業法。貸付額により15%~20%を上限とすることが決まっています。20%を超える貸付に対しては、5年以下の懲役または1000万円以下の罰金という厳しい処罰が課されます。

いわゆるトイチ(10日で1割)のような高金利は、明らかに法律違反です。万が一、悪質な貸金業者から借りて高額利息を課されたら、警察もしくは国民生活センターに相談を。お金を借りた後ろめたさから弱気にならず、毅然とした態度をとることが重要です。


消費者金融の取り立ては本当にこわい?

金利と並んで不安になるのは、こわい取り立てだと思います。返済が滞ってしまった場合、勤務先にしつこく電話が入ったり自宅の近くで待ち伏せされたり。ドラマに出てくるような、強面の男性からの嫌がらせを恐れる方もいるでしょう。

しっかり返済すればいいとは言え、リスクはとりたくないのが人の性。借金取りが心配で、消費者金融のキャッシングに一歩を踏み出せない気持ちは分かります。

そんな方も、ご安心ください。厳しい取り立てがあったのは、昔の話し。貸金業法で取立行為の規制がはじまってから、生活を脅かすような行為は減っています。法律の中で禁止されている内容は、9種類。それぞれの内容を、順番に見てみましょう。

1.21時から8時の時間帯には電話・FAX・訪問しない
正当な理由なしに、夜中・早朝に取り立てをすることを禁止しています。お金を借りている本人の他、保証人に対しても同様です。

2.弁済時期・連絡時期・連絡を受けられる時期を申し出た場合には、電話・FAX・訪問しない
返済が遅れたとき、連絡したにも関わらず、しつこい取り立てをすることを禁止しています。「いつまで待ってほしい」という旨をきちんと相手に伝えて約束を守っている限り、過剰な取り立てがされることはありません。

3.本人の勤務先・自宅以外の場所に電話・電報・FAX・訪問をしない
お金を借りた本人以外に、迷惑をかけないための条項です。やたらと連絡することによるプライバシー侵害を避ける目的もあります。

4.退去するように意思表示を受けたのに退去しない
貸金業者の訪問による取り立て自体は、合法です。ただし、退去の意思表示を受けているにも関わらず、しつこくその場に居座る行為は禁止です。

5.私生活に関する事項を他言しない
契約で知り得た情報を、他に流す行為は厳禁です。この条項があるからこそ、無断で周囲に借金の事実を漏らされる心配がなくなります。

6.債務者に対して返済資金の調達を要求すること
他社から借りて返済するように要求する行為を禁じています。自転車操業による過重債務を防ぐための決まりと言えます。

7.債務者以外に返済を要求しない
借りたお金は自分で返すのが当たり前、本人以外に対する取り立てを禁じています。近親者に、自主的な肩代わりを促すのも当然禁止。兄弟や親に脅迫まがいの連絡が入ったら、迷わず警察に相談しましょう。

8.債務者以外に取り立ての協力を要求しない
肩代わりだけでなく、返済をするよう説得をお願いする行為も禁止です。返済は、債務者と消費者金融で話し合いをするべき問題。当事者同士の解決が基本で、外部の者を巻き込んではいけないとされています。

9.債務整理を弁護士等に依頼した連絡を受けた後の取り立て
どうしても返済ができなくなったら、弁護士・司法書士に債務整理を依頼します。この連絡を受けたら、強気の取り立ては一切禁止。本人宛に、連絡を入れてはいけません。

ここまで細かく禁止事項が決まっているため、貸金業者も下手な取り立てはできません。ただ、危険な取り立てのリスクが少ないからと言って、支払い遅延は避けたいもの。信用情報に傷がつくと、将来の借り入れにマイナスです。

消費者金融と利用者双方が、ルールを守っておつきあいをする状態が理想的。万が一支払いができない場合は、連絡はきちんと受ける・支払い可能な予定日を伝えるなど、相手に対する誠意を持って対応しましょう。

消費者金融は、比較的お金が借りやすいと言われています。どうしても現金が必要なとき、キャッシングできると助かります。日常的な利用は避けるにしても、いざという時の選択肢として頭に入れておきましょう。

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