消費者金融キャッシングの利息が高い理由

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消費者金融キャッシングの利息が高い理由
景気が上向いてきたとは言え、歴史的低金利時代が続いています。1年ものの定期預金にお金を預けたとしても、もらえる金利は0.1%弱がいいところ。

メガバンクにいたっては、0.05%を切る水準になるのが通常です。一方で消費者金融からお金を借りるとかかる利息は、15%以上。はじめてキャッシングをする方の多くが、利息の高さに驚きます。

納得してお金を借りるために、利息が高くなってしまう理由を考えてみましょう。あわせて、なるべく低金利で借りるための対策を紹介します。利息に関する基礎知識のまとめとして、ざっと目を通して見てください。


消費者金融の利息が高くなる3つの理由

消費者金融のキャッシングでお金を借りる利息が高くなってしまう理由としては、大きく3つが考えられます。

1.無担保・保証人無しでお金を貸すため

銀行でお金を借りる場合には、土地や不動産を担保に出すのが通常です。担保に出せるものがない場合や銀行が必要と判断した場合には、保証人をたて、信用力をカバーします。

一方、消費者金融のキャッシングは、無担保・保証人無しでお金を貸すのが一般的です。貸す側にとっては、リスクが高い貸し付けと言わざるを得ません。

運営サイドにたって考えると、リスクをとる分だけ利益を多く出したいと考えるのは当然です。貸したお金の何割かがこげついてしまったとしても、会社が存続できるレベルにあわせて利息水準を設定します。

審査条件がゆるいということは、リスク分だけ上乗せされた金利がかかるというのが妥当な判断。高い利息は、手軽にお金を借りるための必要コストと考えてください。


2.審査スピード・即日融資を重視するから

大手消費者金融の多くが、即日融資に対応します。その日のうちにお金を貸すためには、審査スピードが勝負。本当にお金を貸しても大丈夫な相手か、じっくりと調べている時間はありません。

一人一人の情報をじっくりと調べる時間がない以上、安心して貸せる利息レベルに設定するのが苦肉の策。はじめての取引だと上限近くの利息に決まることが多いのは、致し方がないことと言えるでしょう。

銀行のように時間をかけて審査すれば、個人的な優遇金利の設定も可能です。ところが、消費者金融に申し込む人の多くは、今すぐお金が必要という方です。

細かな条件面より、目の前の状況を乗り切る手段を求めています。高い利息は、消費者のニーズに応えるためにたどりついた結果とも言えるもの。なるべく早い審査を可能にするため、重要な役割を担っています。


3.アルバイトや派遣社員にもお金を貸すため

銀行の融資を受けるためには、厳密な審査を受けます。住宅ローンの審査を受けたことがある方は、厳しい条件に苦しんだ経験があることでしょう。本当にお金に困っている人の多くが、労働条件が厳しい方です。

お金がある人には貸すのにない人には貸すことができないという矛盾が生じるのが通常でしょう。通常の融資は期待できない労働者層の受け皿になるのが、消費者。高い利息をとる代わりにとして、アルバイトや派遣社員にもお金を貸すことができるようになっています。

労働条件の他、他社借入れがある方やローン残高がある方に対しても同様です。総量規制にかからない範囲であれば、審査通過の見込みがあります。

消費者金融の利息は高いわけではなく、適正な水準ということ。もっと有利にお金を借りたいという方は、条件がたくさんあっても低金利の商品を選びましょう。

手軽にお金を借りるためには、それに見合うだけの対価を支払う必要があります。返済実績を重ねていけば、限度額が高くなって有利な利息で借りられるようになる見込みもあります。

どんな人か分からない状態では、利息が高くなるのは当然のこと。お金を預ける立場である預金とは、全く別のお話と考えてください。


消費者金融でなるべく低金利で借りるコツ

全うな消費者金融は、貸金業法の規制のもとに営業します。高く見える金利も、法で定められた上限の範囲内で設定されているもの。この上限値は、貸付額が高くなるほどパーセンテージが下がります。

よって、なるべく低金利で借入れするには、限度額を上げてもらう対策が必要。限度額は、それぞれの信用度に応じて決まります。可能な対策としては、信用力をあげること。たとえば、以下のような方法が考えられます。

・他社借入れ件数が多い場合は、おまとめローンを検討します。一般的には、使っているキャッシングが少ないほど有利です。

・勤続年数が長く安定したシフトになっているほど、信用力があがります。転職してすぐの申し込みは避けるといいでしょう。パートやアルバイトをしている方は、曜日を固定する・時間を決めて働くなどで対策できます。

・限度額の判断は、担当者の裁量にも左右されます。申し込み書類をきちんと埋めて、聞かれた質問にははっきりと応える誠実さが重要です。高額を希望する場合には、お金が必要な理由・返せる目処を整理しておくといいでしょう。

・短期間に複数社にキャッシングの申し込みをしていると、審査にマイナスに響きます。申し込み履歴は信用情報機関に残るので、告知しなかったとしてもすぐに気付かれてしまいます。どうしても2社以上にお願いしなければいけない状況でも、一ヶ月以上は期間をあけるのが賢明。少なくとも、複数社への同時申し込みは避けましょう。

また、絶対的な条件として、お給料の3分の1までしか限度枠はもらえません。(総量規制)
たとえば、年収300万円の人なら、100万円の限度額が最高ということです。

これは、利用している会社全てを合わせた数字。アコムで限度額50万円もらっていたら、プロミスに100万円の希望を出したところで通りません。

どうしても低金利・高額融資を希望するなら、年収を増やす努力が必要になります。無理がない範囲で、副業やダブルワークを検討してみてはいかがでしょうか。

消費者金融の利息水準は、きちんとした理由があって決まっています。高すぎると交渉したところで、一気に下げてもらえるものではありません。

消費者金融にこだわらないなら、無担保・保証人不要の銀行カードローンを検討するのも一つの手です。

審査が厳しいとの思い込みがあるようですが、普通にお仕事をしている人なら過度に心配する必要はありません。高い利息で手軽にお金を借りるのか・手間をかけても利息は低いほうがいいのかは、個人の判断で異なります。自分にとって都合がいい商品と適度なおつきあいをしていきましょう。

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