産休中・育児休暇中はキャッシング審査に落ちてしまう?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産休中・育児休暇中はキャッシング審査に落ちてしまう?
せっかくの出産も、お金の悩みがあると喜べません。産休中・育児休業中に生活が苦しくなったら、キャッシングは使えるのでしょうか。ここでは、休暇中の審査通過可能性を考えてみます。女性にとって大きなライフイベントだからこそ、正しい知識を持ってください。


消費者金融の審査通過見込みはゼロではないが難しい

産休・育休中でも、多少の給与が支給される会社もあります。これも、立派な収入の一つです。収入があるということは、キャッシング審査に通るかのように感じます。

ところが実際のところ、休業中のお手当を所得とみなすかどうかは、キャッシング会社独自の判断で異なります。休職中だと会社への在籍確認もとれないので、難しいと言わざるをえません。お手当だけでは安定した収入とは言いがたい以上、キャッシングはできないと考えるのが妥当でしょう。

大手消費者金融のプロミスに問い合わせをして聞いてみましたが「審査をしてみないことには何ともお答えできません」との回答でした。

積極的に申し込みを促す声は聞けず、あまり歓迎しない様子です。門前払いでお断りということはないものの、見込みはほとんどないと判断できます。

契約できる確率が低いのに申し込みを繰り返すと、信用情報が傷つきます。わずかな見込みにかけて申し込みをするより、他の金策を考えるのが賢い判断。出産直後の身体は、デリケートです。余計なストレスで、身体を壊すことがないようにしてください。


専業主婦可能の銀行カードローンなら見込みがある

キャッシングする手だては、消費者金融だけではありません。専業主婦可能をうたう銀行のカードローンなら、見込みがあります。



たとえば、みずほ銀行カードローン。最高限度額30万円までなら、専業主婦でも可能とされます。イオン銀行カードローンも、利用限度額50万円の範囲で検討可能なカードローン。利用資格をよく読んで、申し込み先を決めてください。



さらに、少しでも審査通過率をあげるためには、以下の注意点を守りましょう。


1.休職中の会社名を正しく申告

申込書の中で、必ず職業について聞かれるはずです。ここには、休職中の会社名を入れましょう。その上で、産休・育休に入っていることを伝えます。専業主婦と書いて審査を受けるのはグレーゾーン。虚偽記載を疑われると、審査落ちするリスクがあります。正しい情報を誠実に申告することが、審査通過率をあげるための王道。書き方が分からなければ、コールセンターに聞きましょう。


2.ほどほどの限度額で申請する

初回の取引は、どんな人でも小額枠しかもらえません。休職中となると、さらに立場が厳しくなるはず。欲張らずに、専業主婦可能の限度額から申請しましょう。

目的もないのに高い希望額を出すと、先方に警戒されてしまいます。収入がない状況でたくさんお金を貸してほしいとお願いされても、できない相談。心象を悪くしないためにも、ほどほどの希望額で申し込みをして下さい。


3.家族の情報含め正しい記載を

家族に連絡がいくことを恐れて、家族構成や情報をごまかしてしまう方もいます。申し込みの際には必ず信用情報の照会を行うため、事実と異なる点はすぐバレます。

事実確認に手間取ると、審査が長引く原因に。悪質な虚偽事項とみなされると、審査落ちするリスクが高まります。

節度を守って利用するかぎり、申し込みの事実や借入れ内容について、家族に話しがいくことはありません。抵抗を感じる気持ちは最もですが、正確な情報入力を徹底しましょう。

育児休業中はキャッシングより公的融資が有効なことも

キャッシングを使えないとしても、公的融資でお金を工面することが可能です。育児休業中に条件を満たすと使える制度で、好条件で借入れできます。

たとえば、東京都が実施している「子育て・介護支援融資」。条件を満たす方は、実質年率1.5%・限度額100万円まで借りられます。少し詳しく情報を見てみましょう。

【融資対象者】
1.中小企業従業員で、妊娠中(本人又は配偶者)・子育て期間中の方
2.育児・介護休業者の場合は対象中小企業に1年以上勤務していること
3.同一住所に3か月以上居住していること
4.子育て費用や休業中の生活費が必要で、返済能力があると判断される方
5.住民税を滞納していない方

【資金使途例】
・入院用品・マタニティー用品・ベビー用品の購入など出産に関わる出費
・入学金や受験料など子どもの学費に関わる出費
※ 申し込み後1年以内に必要になる費用が対象です。資金使途を明確にする書類提出も必要になります。

【申込みの流れ】
1.都内の中央労金・ローンセンター・信用組合などに、以下の書類を持って出向き、提出します。
本人の源泉徴収票か給与明細書・使いみちを証明する書類(納入通知書・請求書など)・健康保険証・印鑑
2.担当者による審査があります。申込みから5日程度かかるのが一般的です。
3.審査結果の通知を受けたら、申請を行った窓口に出向きます。印鑑証明書を提出して、融資実行を待ちましょう。

返済は、5年の範囲で元利金等月賦返済です。融資を受けてすぐに返済が難しい場合、子どもが1歳6か月に達するまで元金返済猶予をお願いできるシステムもあります。

利息だけを支払えばいいので、随分支払いが楽になるはずです。
一番手がかかる間は借りたお金で生活をして、働けるようになったらコツコツ返すというのが基本的な使い方。キャッシングよりもかなり消費者に優しい設計になっているので、選択肢の一つにしてみて下さい。


悪質なヤミ金業者の手口にのらないこと

冒頭でお話している通り、産休・育休に入っている間は、キャッシング契約が制限されます。状況を正直に話したにも関わらず、積極的に利用をすすめるとしたら悪質な街金融をうたがってください。

電信柱の広告やポストに入っているチラシで「誰でも貸します」のような言葉を目にしたことがある方も多いでしょう。渡りに船の気持ちで連絡をしてしまうと、関係業者にマークされてしまうことも。

その時に利用しなかったとしても、繰り返し連絡がくることもあります。少なくなっているとは言え、法外な金利を請求する業者はなくなりません。軽卒な行動で、嫌な思いをすることがないように気をつけましょう。

旦那様に内緒のキャッシングでないのなら、家計が苦しいことを正直に話して、夫名義で契約をしてもらう手もあります。

お金の問題は家族全員で何とかすべきもの、女性が一人で苦しむ必要はありません。本当に自分が借り入れしなくてはいけないのか、よく考えた上で行動すること。夫婦二人三脚で、子どもを育てあげる気持ちが重要です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加