安全な消費者金融・街金を見分ける方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

安全な消費者金融・街金を見分ける方法
人より好条件で借入れしようとすると、悪質な闇金にだまされることもあります。うっかり契約してしまうと、借金まみれの生活に陥るリスクも。甘い話しには裏があると、疑ってかかる気持ちが大切です。

家族や職場に嫌がらせをされたら、目も充てられない状態になってしまうはず。安全な消費者金融・街金を見分ける方法を覚えて、安心してキャッシングしましょう。


最初に確認すべきは金融庁登録番号を持っていること

真っ先にチェックすべき項目は、金融庁の登録番号。全うな消費者金融なら、必ずホームページに記載があります。大手消費者金融を例に見てみると、次の通り。

プロミス:関東財務局長(11)第00615号
モビット:関東財務局長(6)第01239号
アコム:関東財務局長(11)第00022号
アイフル:近畿財務局長(11)第00218号


中小規模のキャッシング会社も、必ず番号を持っています。公式サイトで記載が見当たらなければ、問い合わせをしてください。

「地域密着で運営しているので番号を持っていない」「出来たばかりでこれから登録するところ」などと言い訳をする金融会社は、絶対に避けること。貸金業を営む上で最低限のルールを守っていないとすれば、危険な会社と判断できます。

念には念を入れてというようなら、金融庁のホームページで内容照会をしてみましょう。登録番号・所在地・商号・代表者名・電話番号などから、情報を確認できます。表示された情報がホームページの記載と一致すれば、とりあえずは安心。疑わしい情報がでてきたら、申し込みを見送る賢明さも必要です。


飛びつきたくなるキャッチコピーがないかも判断基準に

貸金業法では、広告に関するルールも定めています。実際のサービスより、著しく有利と感じさせるような記載は禁止です。審査無しで必ずお金を借りられるかのようにうたうコピーも制限事項。目にした広告に以下のような記載があれば、悪質な街金融を疑ってください。

・誰でもどんな状態でも必ず貸します
・うちでダメならごめんなさい
・最後に足を運んでほしい消費者金融
・審査不要で今すぐ融資
・名刺一枚。その場で必ず○○万円

他社で断られた人・返済能力がない人をターゲットにしぼり、お金を貸しているかのような書き方も禁止です。

・○件以上キャッシングしている方のためのキャッシング
・○○万円以上借りている方でも絶対貸します
・他社で断られた方はなお歓迎
・支払いが滞っているならぜひ当社
・失業したあなたのためのキャッシング
・どの会社より親身に融資
・他店で断られた方ももう大丈夫。貸付け条件大幅緩和

大まかな判断基準としては、飛びつきたくなるような条件が書いていないかどうか。心を揺さぶるようなコピーがあれば、危険です。他社と比較して著しくうまい話しには裏があると、疑ってかかること。誘惑に負けない、強い決意を持ちましょう。


連絡先が携帯なら090金融を疑うべき

貸金業をするなら、必ず固定電話が必要です。広告をするときにも、固定の番号を書くのがルール。携帯電話の連絡先を書く事自体が違法です。

電柱や郵便ポストに入ってくる怪しげな広告の連絡先は、携帯番号のことがほとんどです。「090」や「080」ではじまる番号が書いてあれば、悪質な街金融の可能性が高いと言えます。

「090* - *** - ****」と記載をぼかしていることもあるので、注意が必要。市外局番で、3桁目に「0」が入るところはありません。

090金融への規制が強化され、悪質な手口は減っています。それでも被害がなくならないのは、甘い誘いに乗ってしまう方がいるから。すぐに返せば大丈夫と思って借りると、執拗な押し貸しにあうケースもあります。完済した後も、すぐにおつきあい終了とならないのが闇金融のこわいところ。家族や友人にまで被害が及ぶと、収集がつかなくなります。

リスクを未然に防ぐためにも、あやしい先とは接点を持たないことが一番。連絡をする前に、本当に安全かを考える冷静さが必要です。

悪質な街金融から借りてしまったときには

これからの取引は気をつけるにしろ、すでに悪質業者を使ってしまった場合はどうすればいいのでしょう。日本貸金業協会が推奨する対処法を見てみます。


まず警察に連絡する

何かおかしいと思ったらすぐ、警察に連絡します。警察に抵抗を感じるようなら、貸金業相談・紛争解決センター・自治体の消費者生活センターでも大丈夫。相談している間に業者から連絡があっても、接点を持ってはいけません。どんなにひどい脅しがあっても、毅然とした態度で臨んでください。


追加情報を与えない

返済が滞ってくると、追加情報を求めてくるケースがあります。職場や親族について聞かれても、答える義務はありません。返済遅延を悪く思う気持ちは大切ですが、良心をゆさぶるのが相手の手口。得た情報を利用して、どんな嫌がらせをしてくるか分かりません。


自分は被害者と自覚する

法外な契約は、そもそも効力がありません。払わなくていいお金を渡す必要はないはず。開き直りは禁物ですが、自分は被害者という考えを持つことも必要です。自分一人で何とかしようとしないで、専門家の判断をあおぎましょう。

支払いが滞るまでは、親切な対応をしてくる金融会社もあります。手の平を返したような態度に、戸惑うこともあるでしょう。返せない自分をせめても、問題は解決しないはず。いざという時の対応にそって、あわてずに対処してください。

中小規模の街金融の全てが悪というわけではありません。地域密着で営業する善良な消費者金融会社もあります。ただ、素人目には区別がつきにくい以上、大手消費者金融をまず検討するのが妥当。審査落ちを繰り返すほど危機的な状況なら、債務整理を考える潔さも必要です。

一時的にお金を借りて乗り切っても、すぐに同じ悩みがでてくるはず。借入れ状況を客観的に見直して、家計の安定を取り戻しましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加