自分がブラックリストに載っているか確認する方法

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自分がブラックリストに載っているか確認する方法
キャッシングでブラックになった、という話しを耳にしたことはありませんか。消費者金融やカードローンの支払いが遅れると、事故情報が記録されます。

この情報の俗称が、ブラックリスト。たくさんの事故の記載で埋め尽くされて、黒く見えることからこの名がついたと言われています。

よく聞く言葉ではありますが、ブラックリストという記録があるわけではありません。

ここでは、はじめてお金を借りる前に知っておきたい事故情報の基礎知識を紹介します。どんなことをしてはだめなのか、分かっていると安心です。申込み前に目を通して、自分への戒めにしてください。


ブラックリストはどこに記録されるの?

ブラックリストは、信用情報機関に保存されます。信用情報機関とは、借り入れに関する個人情報を保管している場所。主な情報機関として、下記3つがあげられます。


1.株式会社 シー・アイ・シー(CIC)

シー・アイ・シー(CIC)は、昭和59年にはじまった情報機関。主にクレジットカードの情報を扱っています。平成22年から貸金業法に基づく指定機関として活動。適正な与信管理とモニタリングにつとめています。


2.全国銀行個人信用情報センター(KSC)

全国銀行個人信用情報センター(KSC)は、銀行・信用銀行の情報を主に取り扱う機関。申込を受けてもいいかの与信判断・限度額の見直し要求があった場合の与信管理に活用されます。銀行のカードローンで事故があると、この機関に保管されます。


3.株式会社 日本信用情報機構(JICC)

日本信用情報機構(JICC)は、昭和61年に設立された情報機関。クレジットやローン利用の情報を、保管します。主要な消費者金融が加盟している、歴史が古い機関です。消費者金融のキャッシングで事故を起こすと、ここに記録が残るのが通常。申込・限度額変更の審査では、必ずといっていいほど参照されるデータです。

それぞれ細かな違いはありますが、健全な貸し付けを行うための機関という点は同じ。では、具体的にどんな内容が事故情報とされるのかを見ていきます。


これをしちゃだめ!ブラックリストにのる行為

事故情報として残る代表的な内容は、延滞・代位弁済・債務整理・契約解除など。それぞれの詳細を確認しましょう。


返済の延滞

約束の支払日までに、お金を返せなかった情報です。一日遅れたからと言ってすぐにブラック扱いになるわけではなく、悪質な場合に記録されるのが通常。

数ヶ月を超える延滞や、度重なる遅延が該当します。ただ、期間については、基準が曖昧。これ以上だと危険、と明確な線引きができるわけではありません。

事故情報にならなくても、取引履歴が不自然だと、審査が不利になることも。借りたお金は、約束通り返すのが原則です。ルールを守った利用が絶対と、考えておくといいでしょう。


代位弁済

銀行のカードローンで遅延があると、代位弁済の対象になります。保証会社が変わって支払いを行い、追って本人への取り立てをするということです。

この措置がとられると、既存のカード利用が停止されます。残額を返しきるまで、新規契約も原則不可。カードローンの支払い遅延は、厳しい措置が待っていると考えましょう。


債務整理

自分では返しきれないほどに借金が膨らむと、任意整理や特定調停を行います。債務を圧縮したり減額をお願いしたりすることで、完済を目指す行為です。

自己破産は、対象借金の免除をお願いすること。ここまでくると、最長5年~10年ブラック情報として残ります。


契約解除

支払い遅延が重なったり申告内容に虚偽があったりすると、キャッシング契約を解除されるケースがあります。

この場合、解除になった事実と理由が記録として残ります。約束を守らない人とみなされて、ブラックになる可能性大。これからも借り入れをしたいと考える人ほど、誠実な態度が不可欠でしょう。


ブラック情報を確認したい場合には

事故記録内容を自分で確認したい場合には、各信用機関に依頼をします。参考までに、機関ごとの依頼方法をまとめてみました。


シー・アイ・シー(CIC)で信用情報を確認する

パソコン・スマホ・電話・郵送・窓口経由で開示依頼が可能です。最も手軽な方法は、ネット経由の開示依頼。利用条件を確認してから受付番号を取得・必要事項を入力するとPDFファイルが閲覧できます。

郵送を希望する場合は、10日程度必要とのこと。窓口で交付を受けたいなら、新宿・北海道・仙台・名古屋・大阪・岡山・福岡のいずれかに出向いて依頼します。

窓口に行くメリットは、内容に関する質問ができること。見方が不安という方は、直接開示をおすすめします。


全国銀行個人信用情報センター(KSC)で信用情報を確認する

KSCの内容照会は、郵送でのみ可能。登録情報開示申込書に本人確認書類を添えて手続きします。報告書到着までの時間は、1週間~10日くらい。

本人限定の受取郵便で、届きます。以前まで行っていた窓口交付は、平成23年8月を持ち終了したとのこと。開示を希望する場合は、必ず郵送で依頼しましょう。


日本信用情報機構(JICC)で信用情報を確認する

JICCの開示手続きは、スマホ・郵送・窓口から可能です。今すぐ申込をすませたいなら、スマホ経由が便利。

専用サイトにアクセスしたら、書類送付アプリをダウンロード、本人確認書類を提出して手続きします。サービス受付時間は、24時間。結果は、簡易書留で郵送されます。窓口の場所は、神田・大阪の二カ所。平日10時〜12時・13時〜16時の間に訪問して、情報参照依頼をします。



信用情報を確認した結果、事実と異なる内容があれば修正依頼を提出します。自分で手続きするのが不安なら、専門家の手を借りましょう。信用情報修正を得意とする法律事務所に相談すると安心です。

まれなケースではありますが、間違った情報が登録されることがあるようです。心当たりがないのにブラックリスト扱いされて、いい気持ちになる方はいません。

事故情報に登録される理由が思いつかないのに審査落ちを繰り返している方は、念のために確認すべき。原因をクリアにした上で、滞りない借り入れを目指しましょう。

ブラックリストに乗ってしまうと、情報を消すのに多大な時間と労力を必要とします。ブラックになってから借りられる先を探すより、ブラックにならない努力をする方がずっと楽。

社会的な信用に関わる内容、楽観的に考えると痛い目をみます。毎日楽しく生活するには、お金について真剣に向き合う時間が必要。

ブラックリストに乗るのを恐れる気持ちを忘れずに、堅実なマネーライフを送りましょう。

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